ウディチップビューアの使い方

はじめに

起動方法と基本的な使い方

起動方法

 ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
 ウディチップビューア.exeをダブルクリックして起動すると、こんな画面が出てきます。
 

基本的な使い方

 画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、スプライトの設定ウィンドウが開きます。
 左側のフォーマット一覧から適切なフォーマットを選択し、
「表示倍率」「アニメ速度」を設定した後に「OK」してください。  対応しているファイル形式はPSDPNGGIFなどです。(※ただしPSDは読み込みに時間がかかります)
 同じ画像を何回も読み込むことが可能です。(同じ画像で2倍、4倍、8倍を並べたり…)
 キャラチップのほかにも、アニメーションするオートタイルやドアなどのオブジェクトも読み込み可能です。
 
 一度読み込んだ後は、ペイントソフト側で編集・保存をすると自動的にプレビューを更新します。
 PhotoshopやSAI、CLIP PAINT STUDIOなどでPSDファイルを編集&保存しながら、プレビューを確認するということができます。

 画像はドラッグで移動できます。シフトキーを押しながらドラッグで、グリッド単位でカクカク移動。

ビューアのおすすめ設定

 デュアルディスプレイ環境をお持ちでない方は、メニューの[ウィンドウ]→[最前面表示]をご活用ください。
 ビューアが常に最前面表示されるようになります。
  

設定画面

右クリックメニュー

 右クリックするとメニューが出ます。


表示倍率
整数倍にのみ大きさを変更する。
最大値は「config.xml」のmaxScaleでカスタム可能。
動作速度
数値が大きいほど早くなる。
最大値は「config.xml」のmaxSpeedでカスタム可能。
設定
設定ウィンドウを表示。
ダブルクリックしても同じく設定ウィンドウが出てきます。
アニメGIFの生成
現在プレビュー中の表示倍率、動作速度、トリミングそのままでアニメGIFを出力します。
連結画像出力>水平方向
すべてのコマを横方向に連結してPNG画像を出力します。
オートタイルの規格変換に使うことがあります。
連結画像出力>垂直方向
すべてのコマを縦方向に連結してPNG画像を出力します。
トリミング画像の出力
トリミング後の元画像をPNG出力します。
キャラチップの横幅を広げたい、狭めたい場合、設定からトリミングを変更し、トリミング画像の出力をします。
削除
ビューアからプレビューを削除します。

設定ウィンドウ

 画像をビューアに投げ込んだとき、またはダブルクリックをしたとき、設定ウィンドウが表示されます。

トリミング
上下左右のピクセルを入力し、「トリミング」ボタンをクリックすると幅を狭めたり広げたりできます。
キャラチップの横幅を広げたい場合は、マイナスの値を入力してください。
表示倍率
大きさを変えることができます。
動作速度
数値が大きいほど早くなります。

キャラチップ

キャラチップのプレビュー

対応している規格

 ウディタ、ツクール規格に対応しています。
 4方向3パターン規格がメジャーだと思われますので、フォーマットフォルダ直下の「4方向3パターン」を選択してください。

 <ウディタ>
  ・4方向or8方向
  ・3パターンor5パターン
  ・末尾がTまたはTX

 <ツクール>
  ・8キャラ
  ・サイドビュー戦闘用キャラチップ(ツクールMV対応)
  ・XP規格(4方向4パターン)

※フォーマットファイル(xml形式)をカスタマイズすると、上記規格以外にも対応できます。

アニメGIF出力

アニメGIF出力すると、動作サンプルができます。
キャラチップの配布や展示などにお役立てください。

※注意 Twitter投稿する場合は、「最適化」のチェックを外したままアニメGIF生成してください。

オートタイル

オートタイルのプレビュー

対応している規格

 ウディタ、ツクール規格に対応しています。
 オートタイルフォルダの中に3パターンあります。(全てアニメーション対応)

<デフォルトで入っているパターン>
・リング型
・十字型
・正方形型

※フォーマットファイル(xml形式)をカスタマイズすると、上記規格以外にも対応できます。
←ためしにアニメGIF出力したもの

別規格への変換

@ツクールMVの画像をビューアに投げ込む
Aフォーマットを「変換用\オートタイル\ツクール→ウディタ」に指定
B連結画像出力>水平方向で出力
Cツクール2000またはウディタ規格の完成

フォーマットを追加すると、いろいろな規格変換ができます。

そのほか

ドアのプレビュー

対応している規格

 ウディタ、ツクール規格に対応しています。
 下向き、左向き、右向き、上向きの順番でパターンが切り替わります。

※このフォーマットは、トリミング非対応です。

ビューアのカスタマイズ

おすすめのカスタマイズ箇所

config.xml

 ウディチップビューア.exeと同じフォルダ内に配置されている「config.xml」をテキストエディタで開き、編集してください。
 ※文字コードをUTF-8にして保存してください。
  文法エラーや文字コードエラーが発生した場合、強制的にデフォルト仕様になります。

 おすすめの設定箇所は、赤文字のところです。


XML ValidatorなどのサイトでXML構文チェックすることをオススメします。
UTF-8で保存してね!

フォーマットの追加方法

フォーマットの追加方法

フォーマットの追加

 ※上級者向けの機能です。
 フォーマットフォルダの下にたくさんxmlファイルがあります。
 xmlファイルをコピーして、好きに書き換えて使ってください。
 フォーマットフォルダの下にあるxmlファイルは、すべてビューア用のフォーマットファイルとみなされるので注意!

フォーマットファイルもUTF-8で保存してね!

フォーマットファイルの作り方

4方向3パターン.xmlのサンプルに解説。


その他、既存のフォーマットファイルを参考にしていただければ。

自動フォーマット判別機能

自動フォーマット判別機能

autoformat.xml

 ※上級者向けの機能です。
 ウディチップビューア.exeと同じフォルダに「autoformat.xml」があります。
 画像のファイル名、または画像のフォルダ名から、フォーマットを自動的に選択→プレビューしてくれます。(※設定ウィンドウは表示されません)

autoformat.xmlもUTF-8で保存してね!

<Format>は何個でも書けます。
「正規表現 入門」などでGoogle検索すると、正規表現のやさしい講座が見つかります。(オススメは「サルにもわかる正規表現入門」の超初心者用その2、その3)

autoformat.xmlくりえいたー

 そんなこと言ったって難しいものは難しいので、突貫工事でこんな機能を作りました。
 空欄だと、条件未指定と同じ意味です。

下をコピーして使ってね。


        <Format>
            <FolderPath></FolderPath>
            <Directory></Directory>
            <Name></Name>
            <Extension></Extension>
            <FormatFile></FormatFile>
        </Format>

思い出したように追記

このサイトが消えた場合

ウディチップビューアの配布サイトが消えた場合

 ※Vector等のソフトウェアダウンロードサイトに投稿したら、撤回します。
 配布サイトが消え、ウディチップビューアの入手が困難になってしまった場合に限ってのみ、プログラムおよびxmlファイルの二次配布を許可します。
 そんなことにならないようサーバー維持に気を付けます。

みなさんの製作に少しでもお役に立てれば、と思います。
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